姫路の回転展望喫茶、手柄ポートさんが閉店されるというので伺いました
手短なまとめはこちら
山陽姫路のひとつ手前の駅「手柄」で下車
10分位歩くとみえてくる
徒歩だと急坂を登っていく必要があるのだけれど
展望台の下に駐車場があるため
車にバンバン抜かれながら歩きました
なんとか登りきって着きました
10時から営業
平日とはいうものの閉店2日前、春休みのせいか
9時10分頃着で既に行列に20名ほど
外観
筆者は1回目の店舗満席までに入れたため、
エレベーターで上に登ることになりました
マスターが少しずつ、店舗に混乱のでないペースで
お客さんを案内して乗せてゆきます
満席になってからは、エレベータ廻りにある螺旋階段経由で登ることになるようです
筆者の場合、降りるときに螺旋階段が行列になっていたので
帰りもエレベータで降りることになりました
なので螺旋階段の写真は後述
エレベーター降りて向かって右にあるのがこちらのメニュー
食玩サンプルの昭和感
メニューはこちら
食べログの他の方の写真と比較すると、2018年2月まで?使用されていたメニューを
直にマジックで塗りつぶしています
(2018年3月からは「上記のメニューに限定します」というものに
変わっていたようです そちらにはしろまるひめや官兵衛のイラストがない)
もう使うことがないメニューか…
窓の外をながめます
窓枠・中心のエレベーターの部分は廻っていません
テーブルと椅子が載った中空の円盤の台座のみが
右廻りに動いていく仕組みのようです
14分間の大パノラマ
普通では見ることができないタイプの建造物が多い
14分間でこれだけ近くに観ることができる場所はここ以外ないかもしれない
観覧車→慰霊塔→西洋のお城(ロックガーデン)→
タマネギ屋根→四角いの(武道館)
→野球場→競技場のトラック
新幹線のエヴァンゲリオンver.・新快速も見えました
武道館と野球場の間の方向の遠くには白煙を吐き出す煙突も
そして慰霊塔の左には世界遺産・姫路城が遠目に見えます
14分間が濃すぎます
ビーフカレー600円とあんみつ豆650円到着
塔(建物中心部)は固定
ガチャガチャ
→エレベーターホール
→メニューディスプレイとレジ
→厨房(リンゴなどが入ったショーケース型の冷蔵庫)
→カウンター(円盤部ギリギリにせり出していて、中で調理)
→お手洗
→ガチャガチャ
さて。
カレーとあんみつをいただきました
名残惜しいですが降りましょう
満員になってからは
螺旋階段は待ち客で溢れているのでエレベーターで降りることにしました
下に降りてから螺旋階段を見上げてみました
美しい
最後にどうしても来たくて、伺ってよかった
さよならそしてありがとう手柄ポートさん
=
で、誰がいったいなんのためにこちらの展望台を建てたんだ…?と
モヤモヤしながら歩いて
モノレール手柄山駅跡に伺いますと
モノレールの資料の中に…
あれ?これってさっきの展望台??
1966年・姫路博のテーマ塔だったのか…
姫路…不思議な魅力に溢れるまちです 大好きです
2018年3月25日20時追記:
注文が届いてから外を眺めていると、
しばらくするとカレー皿が振動し始めました
相席の方のコーヒーソーサーもです
それからしばらくすると振動は止みました
それからしばらく後、自分よりも反時計回りの向きから
振動音がきこえはじめました…
おそらくは特定の箇所を通過するときに
お皿が載っていると起こった現象だったのかも
52年間回転してきた展望台の歴史を想いました
おつかれさまでした ありがとうございました
記録があいまいなところは食べログやGoogleの写真を参考にし
なるべく正確性を保つようにしました